ラ コッコラ @外苑前

時に、人生において特別な出来事が唐突に起こることがあります

しかもまったく予想しない場所とタイミングで


例えば、ニューヨークのソーホーにあるJ.Crewで村上春樹を見かけたこと

まさか旅先のNYで、しかもこんな有名で、僕がファンである人に会えるなど、誰が予想できるたでしょうか



この日もそんな人生の特別な一日の1つとして数えても良いのではないか

そう思う日になりました


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このところ仕事が大変忙しく、毎日会社を出るのは23時半を過ぎたころ

こういう生活を続けていると心がガサガサしてくる

週末にはおいしい料理を食べてワインを飲んで、リラックスしたくなる

心に潤いを与えたくなる



毎日チェックしている読売オンラインのドリンク&ワイン「ワイン漬けDiary」で、外苑前にあるコスパが良いというイタリアンが紹介されていました

このコーナーは有名なワインジャーナリストの山本昭彦氏が書いている



さっそく金曜日に電話したところ、土曜のディナーを予約できました

まさか空いているとは思わず、ラッキー




ラ コッコラ (La coccola)
東京都渋谷区神宮前3-42-3 林ビル 2F
03-6804-5772
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ベルコモンズの角を、外苑西通りにあるワタリウム美術館方面へ歩いてわずか

ラーメン花月の入っているビルの2階にあります



清潔で明るい雰囲気の店内

スクリーンには桜井和寿や小林武(バンクバンド?)のライブ映像が流れています

BOOWYなんかのDVDも置いてあって、オーナーさんは世代が割と僕とも近いのかも



テーブルに置いてあったワインリストを見ていたら、


 「また涼しくなりましたね。昨日までポロシャツでしたけれど今日は長袖です」


こうして話しかけられることって意外と少なく、通り一遍のサービスではない期待感を感じました



グラスワインも説明してくれましたが、1本のワインをゆっくり楽しみたかったので、ボトルで注文することに

そしてワインリストから選んだのはウンブリアのワイン


サルヴィアーノ トゥルロ
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DOCラゴ・ディ・コルバラ

サンジョベーゼ60%、カベルネ・ソービニヨン40%のワインのようです

アルコールは14度とやや高めながら、果実味がたっぷりでシルキーなタンニンが心地よい



最初にできたカルパッチョ

新鮮な魚が使われたカルパッチョは、出汁の効いたジュレのうまみ、そして全体的に塩加減が絶妙
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カルパッチョってこんなにおいしいものなんですね、、、



2品目はマトダイを使った料理
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マトダイと一緒にズッキーニが極細のパスタで巻かれ、さっぱりと揚げられた料理

軽くカレーの風味を感じました

サクサクとした食感に絡むソースがおいしいです



3品目はフォアグラと目玉焼き
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フォアグラは外側がパリッと焼かれていて香ばしく、そして何より量がちょうどよい

フォアグラは脂っぽさがあるので、あまりたっぷり出てきても食べるのが辛くなる時があります

この後にまだまだ出てくる料理の量を考えると、小さめのポーションが「分かってるな」と感じさせます

キノコが使われたソースもおいしい




この店はとにかくサービスがよい

客の満腹度合いを確認しながら、量を調整して提供してくれているようです


 「今日はまだたっぷり食べられそうですか」


そういう質問を受けるレストランて今までで初めてです(いや、煮込みやなりたでも同じ質問を受けた)


 「け、結構いけそうですっ!」


力んで答えた僕たちの答え、、、

確かに、これだけおいしい料理が続くと「普通です」とか「あまり食べられそうないないです」とは答えにくい
 


そして出てきた、4品目のホルペッティ
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そういうことですね


たっぷりの肉を使った、「いわゆるハンバーグ」と店員さんが言っていましたが、とにかくボリュームがすごい

満腹感があると伝えておけばもう少し小さいポーションで提供されたのかも知れません


このハンバーグはチーズが乗せられていて、周りはカリッとしています

聞けば、まず最初に油で揚げてから焼くのだそうです


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更に出てくる出てくる


5品目は、これもビックリした、渡り蟹のトマトソースパスタ
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この価格のコース料理で渡り蟹のパスタが出てくるとは・・・

ソースがたっぷりで、パスタを食べ終わった後にも残ってしまいました


あえて言えば、やや残念なのはパンが出てこないこと

パンさえあれば、このソースはパンですくって食べ尽くしていたと思う

もしかしたら別料金でパンを注文することができたのかも知れませんが、初めてなのでよく分かりません



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最後の6品目に出てくるドルチェ
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これもポーションが大きくて、珍しくカブちゃんが食べきれず

僕が代わってカブちゃんの分までいただきました




20時を過ぎたところで照明が落としめになり、そしてキャンドルが登場
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ちょっとした演出も変化があって面白いです


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これだけ食べて、2人で1万円

驚きのコストフォーマンス


ただ安いというだけではなく、サービスのレベル、料理のおいしさ、そして信じられないボリューム感と料理の数

それがまったくもって驚きだということです



本当にこれで利益が出ているのだろうか・・・



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食事をしている最中、何となく気になるテーブルがありました

カブちゃんに話しても


 「そんなはずないじゃない。アルさん、そういう人間違い多いよ」


まあそうだよね、そんな訳ないね


 「まさかね」




そう思って最後まで食事を済ませ、会計を済ませました

そして店を後にするためドアを開け、店員さんと挨拶を交わす段階になって、何となく伝えたくなって店員さんに話したのです


 「読売オンラインのワインコーナー、ご覧になられていますか?」


僕がこの店に来たのは、このワインコーナーでワインジャーナリストの山本昭彦氏が絶賛していたからだという事

そしたら店員さんが言うには


 「今日、いらしてるんですよ」


なんと!?

やはりあのテーブルに座ってらしたのは山本昭彦氏、ご本人だったということですか・・・



店員さんにいただいたラコッコラの名刺にサインがもらえるかどうか店員さんに聞いたところ、


 「お連れ様がいるので」


そりゃそうだよね

僕たちの代わりにサインをもらいに行ってくれました

とても親切です



しばらくした後、ドアを開けて目の前に現れたのはなんと山本昭彦氏ご本人

まさか、まさかご本人が出てきてくれるとは想像もせず、恐縮しきり

名刺まで頂いてしまい、そして僕も持っていた名刺をお渡ししました


そして僭越ながらワインブログをやっていることを伝え、ブログ名も名刺に書いてお渡ししたところ、


 「見たことありますよ」


そうか、、「アルつま」もそこまで知っていただける存在になったのか・・・



いろいろ聞いてみたいこともあったけれど、先方には週末の夜を楽しく過ごしている合間を縫って時間を割いていただいている

握手をしていただき、記念写真を一緒に撮ってもらい(ミーハーですね・・・)、早々にに別れの挨拶をしました



それとやはり「ラコッコラ」の素晴らしさについて仰ってました

 「料理が3千円。持ち込み料を払っても2人で1万円で料理を楽しむことができる」


確かに素晴らしいレストランだったと思います 



ラコッコラは、これから何度も訪れることになる店のひとつになること間違いなしですね



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カブちゃんが言うには


 「アルさんはきっとワインに縁がある人なんだよ。音楽じゃなくて。エキスパートも取ったしさ」


僕個人としては、ワインよりも音楽の方が人生にとってより重要な気がしているのですが、どうやらカブちゃんはそうではないと言う

そうなのかも知れないね

こんな雲の上のような存在に、偶然とはいえ、出会えるなんて




素晴らしい料理と出会いを提供してくれた、「ラコッコラ」


またしばらくしたら予約してみよう





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by arusanchi2 | 2013-05-27 06:00 | イタリアン | Comments(0)
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